2025/5/18
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【実例紹介】業績が伸びる人事評価制度 |
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先日、クライアント企業の社長と打ち合わせを行いました。そこで、非常にうれしい報告をいただきました。 「先月、はじめて前年の業績を上回ることができました!」 この5年、対前年の業績をずっと下回り続けてきて、社長さんは悩んでいました。 社長いわく、 成果を生む「人事評価シート」と「経営計画書」の連動私がご支援している会社では、「人材を育てる人事評価シート」と「会社の成長戦略を明文化した経営計画書」を連動させています。 評価シートは、経営計画書をもとに次の4つの観点で構成されています。 ① 成果項目→ 会社全体の「月間営業利益」などの目標に対する達成度。これは明確な数字で評価します。 ② 成果実現のプロセス→ ①で定めた成果を出すまでに“どう動くか”。たとえば、チームへの働きかけや、現場での行動など。棚卸した業務も反映させます。 ③ 成果実現のためのスキル→ 実務能力、問題解決力、知識、資格など、日々の行動に根ざした技術面。 ④ 情意項目(意欲・姿勢)→ ①で定めた成果実現のための、会社への貢献意識、周囲との協調性など。
とくに効果的だったのが「仕事の棚卸し」 この作業が、②の「成果実現のプロセス」と③「スキル」の評価精度を一気に高めました。 経営者が仕組みをつくり、育てるのは現場社長が経営計画という「旗」を掲げ、評価制度という「仕組み」を整える。 「まだ理想通りとは言えませんが、みんなの顔つきが変わってきた」と語る社長の表情が、とても印象的でした。 最後に人事評価は「査定」ではなく、「育成のための道具」です。 これらを連動させることで、社員の行動が変わり、結果として“数字”が動き出します。 ご希望があれば、業績アップにつながる評価制度や経営計画書の構築方法についてもお話させていただきます。お気軽にご相談ください。 「坪島経営労務事務所は、社外の人事総務部として、社長の悩みや困り事を解決して、企業の健全な成長を支援します」 |
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