2022/10/9

【給与設計】はじめての等級制度の作り方


社長「20年近く働いている管理者が、会社方針に非協力的で困っています。

やっと採用した社員を3日で辞めさせたり、経営数字を達成するために新規営業行くように指示しても、忙しくてできないと反抗してきます。」

社労士「各役職別に会社が求める役割と責任を明確にしていきましょう。

賃金テーブルでいえば、各等級でどのような役割・責任を果たせば、経営数字を達成できるかを定義化していきます。

これは、経営数字達成のためにどのような人材を必要としているのかというモデルにもなります。」

役割を定義していない場合、職場定着率が悪かったり、経営数字を達成できなくても、外部環境が原因だと管理者が主張して反発することもありました。

(1)役割の定義

各等級別に会社が成果に対して求める役割を定義していきます。

等級は、社員に求める役割によって区分し、業務を遂行する際の権限のベースとなる制度です。

「会社がどのような役割を社員に求めているのか」というモデルにもなります。

 (2)責任の程度

各等級別に、会社が成果に対して求める責任の程度を定義していきます。

等級は、社員に求める役割によって区分し、業務を遂行する際の責任のベースとなる制度です。

例えば、ノルマ、配置転換、転勤、休日残業の有無などを明確に決定していきます。

社員がどんどん成長する給与制度について詳細を知りたい方はこちらからお問い合わせください。

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