2022/10/2

【給与設計】私たちはお金が欲しくて働いているわけではありません


社労士 「社長は何歳まで会社経営を続けますか?」

社長    「会社の借入金がまだまだあるので返済するために80歳ぐらいまで働くよ。」

経営において資金繰りは、生命線です。

多くの会社は、金融機関から運転資金を借りて、資金繰りをし、毎月借入金の返済をしています。

 借入金の返済は、税引き後の利益と減価償却費を合わせたキャッシュから返済しています。

キャッシュがなくなれば、毎月の借入金の返済が厳しくなることは明白です。

キャッシュがショートした場合は、黒字であっても倒産します。

いわゆる、黒字倒産です。

どんぶり勘定では、社長の資金繰りに対する不安はなくなりません。社長と社員の共通の経営数字が必要なのです。

また、ある企業の社員と個別面談時に働く動機を聞いたとき


社員「私たちは、お金が欲しくて働いているわけではありません。」



詳しく伺うと、家庭のこともあり、もっと休日や残業時間を減らしてほしいという要望でした。

社長と社員の働く動機は違います。そして、社員1人1人の働く動機が違います。

また、社長1人で会社を回すことはできません。

社員の力が必要です。

その1人1人の働く動機は異なっており、各々が安心して働ける多様な働き方を会社で準備する必要があります。

例を挙げれば次の3つです。

・短時間正社員制度

・職務限定社員制度

・勤務地限定社員制度

社長  「僕が若いころは、朝から晩まで残業代無しで働くのが当たり前で、最近の若い奴は…」、

社労士 「社長の価値観の押し付けは、社員の辞職に繋がりますよ」


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