2022/3/13

【賃金制度設計】なぜ、社員は経営数字に反応しないのか?



「社員に経営数字をいくら説明してもピンとこないのですがどうしたらよいでしょうか?」

ある社長さんから相談がありました。

社員に経営数字を理解してもらうために社長が気を付けることは何でしょうか?


●潜む落とし穴

売上、売上総利益、経常利益、労働分配率、自己資本比率など経営数値の指標が多すぎると訳が分からなくなります。

経営者は気づかないうちにあれもこれもといくつもの経営数値目標を掲げてしまうことがあります。

経営の仕組を一度に伝えようとしても失敗します。

社員は混乱してしまうからです。伝えるならシンプルなほうが良いです。


また、経営数値目標を達成したら、どうなるのかはっきりしていないこともよくあります。

口でいくら説明しても、何かしらのメリットが無ければヒトは動きません。



●具体的にはどうするのか?

1.例えば、経常利益など経営数値目標を1つ決めます。

2.目標達成時の賞与支給基準や昇給基準を決め、周知します。

3.目標達成度に応じて、約束された賞与額や昇給額が社員に還元します。

4.体験することで、スタッフは「賞与や昇給をより多く増やすにはどうしたらよいか」考えるようになります

5.結果、経営数値に関心を持つようになります。

  所長コメント

経営と賃金制度設計を連動させることで社員と経営者の働く価値観を1つにすることも可能です。

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