2021/8/14

【採用】なぜ、自社の求人がうまくいかないのか?


コロナの影響で採用市場に大きく影響がありそうです。これからの時代の採用戦略を
整理します。

求人条件はどう決まるのか?
まず、採用市場に影響を及ぼすものには、次の4つの要因があります。

1.会社の労働分配率(いくら払えるのか)
2.同業他社の賃金条件(相場はいくらか)
3.最低賃金(法律の最低基準はいくらか)
4.既存の社員との比較(社内賃金バランスはどうか)

採用を有利に進めるには、これらの要素を総合的に検討しながら優位に立てる方法を模索すべきですが、案外検討せずに前回出した求人をそのままだしてしまいがちです。

高給という選択肢
募集時の給与の高さと応募者のスキルレベルがある程度比例することを考えると、「高給の短時間社員やパートを募集する」という選択肢も検討できるかもしれません。

例えば、次の2名がいた場合、採用後の教育指導に係るコスト、社会保険コストと労働トラブルのリスクを考えるとBさんを選ぶ方が合理的という考え方もあります。

Aさん…希望給与が低く、スキルも低い 
      時間単価1000円 月160時間勤務

Bさん…希望給与が高く、スキルが高い
      時間単価2000円 月80時間勤務
Aさん、Bさんともに月の仕事量は同じです



求職者ニーズ
副業が解禁された現在では、優秀な人材はいくつかの仕事を掛け持ちし「短時間で稼ぎたい」ニーズを持つグループの中にいる可能性があります。スキルは高い人は、育児を優先したい、趣味と両立したいなど長時間勤務は難しいが、短時間勤務なら可能というグループにいるかもしれません。

所長コメント
今後、採用を有利にするためには、業界の基準より高い時間給で募集したり、今まで除外していたグループに向けて採用活動をすることがあってもいいのではないでしょうか?

「坪島経営労務事務所は、地域一番(東広島)の社労士事務所を目指しています!助成金を知らない会社(広島)を少しでも減らしたいという想いで活動しています。」   
トップページ  
「メルマガ 助成金のツボ」 月1回程度、 当事務所オススメの助成金情報 をご案内しています。 ご希望の方は、会社名またはお名前、アドレス をご入力ください。  
                      
e-mailアドレス: 
会社名・お名前: