2021/7/31

【助成金】労働時間短縮・年休促進支援コース 事例2


「働き方改革推進支援助成金」の1つ労働時間短縮・年休促進支援コースの事例について整理します。実際に中小企業で対象になる設備投資にはどのようなものがあるのでしょうか?
 

 労働時間短縮・年休促進支援コースの制度の内容はこちら

 助成金対象となる設備とは
労働能率の増進に資する設備・機器が助成金対象になると厚労省のサイトに記載があります。労働能率の増進とは何でしょうか?例えば、時間が掛かる面倒な仕事があるが、新たに設備導入するとその作業そのものが無くなったり、かなり簡単になり作業時間が短くて済むことをいいます。 

 導入ケース 飲食業


導入設備:対面セミセルフレジ(自動釣銭機能有)×2台、野菜のスライサー×2台

購入金額:197万1,735円(税抜)

助成金金額:157万7,000円

Before
閉店後のレジ締作業に時間が掛かっていた。釣銭間違いや打ち込み間違いによる金額が合わないことが原因だった。

After
新しく導入するセミセルフレジにより自動釣銭機となります。違算を防げ、間違い探しの時間短縮となります。

 労働時間短縮・年休促進支援コースのメリットとしては
1.設備導入費用のうち100万円助成金が支給されます。今回はオプションで157万円助成金が支給されます。
2.時間単位年休等の整備も同時に実施するので労働環境整備になります

 労働時間短縮・年休促進支援コースのデメリットとしては
1.機器の発注、購入、支払いは必ず交付決定の後(交付決定前の発注・購入・支払いは不支給)
2.労働能率の根拠資料(メーカーに直接確認したほうが良い)や計画書など書類作成が手間です
3.リース契約は不可です、一括で振込む必要があります。

 所長コメント
今回のケースでも設備購入費用の約8割助成金が支給されます。助成金が無くなり次第打ち切りとなるので、早目にお申し込みください。

「坪島経営労務事務所は、地域一番(東広島)の社労士事務所を目指しています!助成金を知らない会社(広島)を少しでも減らしたいという想いで活動しています。」   
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