2020/11/1

勤務間インターバル導入コース(最大340万円)

勤務間インターバル導入コース(働き方改革推進支援助成金)

 どのような助成金?
勤務間インターバル導入(目的)のために、設備購入(手段)のかかった費用の一部を助成してくれる助成金です。対象となるもの「外部専門家によるコンサルティング、労務管理用機器等の導入等」

※勤務間インターバルとは? 
従業員さんが、仕事が終わって退勤し、翌日出勤するまで一定時間空ける(睡眠時間・休息の確保)ことです。睡眠時間の長さは、仕事のパフォーマンスに大きく影響します。ある大学の実験では、8時間睡眠(2週間続ける)では認知機能、運動能力の減退は見られないが、6時間睡眠(2週間続ける)では、2日連続徹夜をした時のパフォーマンスと同じになるというデータがあります。睡眠時間が短いと生産性が落ちるし、労災などの事故につながりやすくなります。
 
 この助成金はいくらもらえるの?
もらえる金額は①80万円~100万円
従業員(パートアルバイト含む)の賃金昇給(任意)により、①に15万円から最大240万円加算されます。最大340万円となります。

 この助成金をもらうにはどうしたらいいの?
就業規則に年5日の有給休暇取得条文の記載と36協定を届け出ていることが条件です。交付計画書を作成し、申請し承認が下りたら、設備を購入及び勤務間インターバル制度を就業規則に定めます。勤務間インターバル助成金の最大額をもらうには、インターバル11時間以上の規定を就業規則に追加し、昇給を実施することです。

 申請期限はいつまで?
毎年4月1日から11月下旬あたり(年度により変更有)※予算により締切前に受付終了となることがあります。

 事例
1.歯科医院 16名  診察台(チェア)を購入予定。設置費用を含めると200万円程度。 助成金活用により、200万円×80%=160万円だが、上限100万円なので助成金支給は100万円! なお、このチェア導入により、専門職スタッフ1人1台行きわたり、患者回転率が高くなります。その結果、勤務間インターバルが実現できます。   

2.自動車修理業 5名  タイヤチェンジャーを購入予定。設備は120万円程度。 助成金活用により、120万円×80%=96万円! なお、車両1台のタイヤ交換に2人のスタッフが従事していたが、このタイヤチェンジャー導入により車両1台のタイヤ交換に1人のスタッフで対応可能(生産性向上)となります。その結果、勤務間インターバルが実現できます。

3.建設業…塗装機械導入。(効果)作業に必要な時間を約10%程度短縮
4.建設業…ダンプカー購入。(効果)待ち時間削減で時間外労働を縮減
5.食料品製造業…自動食器洗い乾燥機。(効果)食器洗い作業時間の削減
6.食料品製造業…オートシール機(自動包装機)。(効果)手作業でセットすると自動的に封をした後、左側に自動的に移動するオートシール機により、この作業に必要となる時間を約60%程度短縮
7.食料品製造業…1坪プレハブ冷蔵庫機器。(効果)作業時間が短くなり従業員の精神的負担も軽減された
8.食料品製造業…POSシステム。(効果)売上請求から取引先ごとの実績集計などをシステム一元化管理ができ、この作業に要する時間が50%以上短縮することができ、業務改善
9.美容業…美容機器の更新。(効果)複数の施術を1台で行い移動時間削減

 最後に
従業員さんの健康維持・増進や会社の生産性向上のためにもインターバル導入は、おすすめです。