2026/3/29

事業計画書で経営を学ぶリーダー研修

先週、管理者に向けてリーダー研修を実施してきました。

社長、その会社は「社員を経営に巻き込んで」いますか?

「なぜ、うちの数字は伸びないのか?」そう感じたことがある社長は多いはずです。

売上はそこそこある。

社員も真面目に働いている。

それでも――利益が残らない。

その原因、実はシンプルです。

社員が“経営を知らない”からです。


社員は、利益の出し方を知らない

現場の社員に、こう聞いてみてください。

  • 経常利益とは何か?
  • 労働分配率はどれくらいが適正か?
  • 1人当たり生産性はいくら必要か?

ほとんどの会社で、答えは返ってきません。

当然です。これまで「教えてこなかった」のですから。

しかし逆に言えば――
ここを教えるだけで、会社は一気に変わります。

会社が変わる瞬間は「社員が経営者目線を持ったとき」

私が実施している「事業計画書で経営を学ぶリーダー研修」では、単なる知識のインプットは行いません。

実際に自社の事業計画書を作成しながら、経営そのものを“体験”してもらいます。

テーマはシンプルです。

「事業計画書を作りながら、目標を達成する」

研修で飛び出した“現場の本音”

この研修をやると、驚くことが起きます。

普段は指示待ちの社員から、こんな発言が出てきます。

  • 「お客様から“この商品は安い”とよく言われます。値上げしてもいいのでは?」
  • 「事業所ごとに採算を見た方がよくないですか?」
  • 「集客にもっと力を入れるべきでは?」
  • 「うちで利益率が高い商品って、どれなんでしょう?」

社長一人で悩んでいた課題に、社員が自ら踏み込んでくるのです。

社長から一番驚く言葉

研修の最後、社長がこうおっしゃいました。

「ここまで経営について深く考えたことがなかったよ。ありがとう。」

これは、社員ではなく“社長の言葉”です。

つまり――
会社が変わるのは、社長の視点が変わったときでもあるのです。




これからの時代の“脅威”とは何か?

多くの社長が「外部環境」を脅威だと考えます。

  • 競合の増加
  • 原材料の高騰
  • 人手不足

しかし、本当の脅威は別にあります。

「社内のリーダーに経営感覚がないこと」です。

社員が数字を理解していない会社は、どれだけ戦略を立てても現場で崩れます。

なぜ、競合他社より数字が悪いのか?

答えは明確です。

  • 値上げの判断ができていない
  • 利益率の高い商品に集中していない
  • 不採算事業に気づいていない
  • 生産性の基準がない

つまり、経営判断が現場に落ちていないのです。

社長の仕事は「考えさせること」

これからの時代、社長がやるべきことは一つです。

社員に“経営を考えさせる仕組み”を作ること。

その最も効果的な方法が、「事業計画書を社員と一緒に作ること」です。

最後に

会社を変えるのは、特別な戦略ではありません。

社員一人ひとりが“経営者の頭”を持つこと。

これが実現できれば、

  • 利益は自然と残り
  • 無駄は自然と削られ
  • 成長は加速します

もし今、「このままでいいのか」と感じているなら、

一度、社員と一緒に“本気の事業計画書”を作ってみませんか?

経営労務のお問い合わせはコチラから。

「坪島経営労務事務所(社労士)は、社外の人事総務部として、社長の悩みや困り事を解決し、企業の業績向上を支援します」