2018/12/15

助成金は1粒で2度おいしい

先週はある金融機関の方と打ち合わせをしました。
助成金のイメージを聞いてみると次の回答がありました。

「助成金をよく知らないのですが、1粒で2度おいしいイメージがありますね～」

なるほど、たしかに！

助成金は、返済不要のお金がもらえるだけでなく、会社の労働環境が整備されコンプライアンスが守れるといメリットもあります。

金融機関の方に最近申請した助成金の事例を2,3つ伝えると、「へ～、そんなこ簡単なことで助成金が貰えるんですね！正直もっと難しいのかと思ってました。今度、担当先の社長さんにも伝えてみます！」と笑顔で帰っていきました。

因みに助成金を申請するための必須書類は次のとおりです。

・出勤簿（〇、×表記ではなくきちんと時間を記入）
・賃金台帳（残業、休日出勤手当の支給の有無）
・雇用契約書（本人サイン必要）または労働条件通知書（本人サイン不要）

そして、最後に就業規則（会社の就業ルールをまとめた書類）ですね。法改正に合わせた内容になっていないと助成金を貰うことが難しくなってきます。また、某人材紹介会社が就業規則を作成していない企業には人材を紹介しないケースもあるようですね。

助成金をもらうためには、これらの書類を整備する必要がありますが、その結果働く条件があらかじめ書面で明記されているので従業員は安心して働ける雇用環境になります。

中途で採用してもすぐ従業員が辞めてしまうなど離職率が高い会社は、まず助成金獲得のための書類の整備から取り組むといいと思います。また、離職率低下に取り組むと貰える助成金もあります。

当事務所では助成金獲得の為のこれらの書類整備のお手伝いもしています。

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