2025/11/23

【朗報】業務改善助成金の交付決定!

ガソリンスタンドが“攻めの設備投資”を実現できた理由とは?

11月17日、当事務所でサポートさせていただいたガソリンスタンド経営者様の「業務改善助成金」交付決定が正式に降りました。

今回の設備投資は ミニローリー導入(総費用 119万円)
そのうち 89.2万円が助成金で補填されるため、実質的な負担は大幅に軽減されました。

「既存スタッフの負担が大きい」
「配送効率を上げたい」

多くのガソリンスタンドが抱える同じ悩みを、この設備投資で一気に解消できる一歩となりました。


■なぜ助成金が使えたのか?

ポイントは “生産性向上につながる設備投資”ד最低賃金の引き上げ” です。

今回の企業様は
最低賃金を1,020円 → 1,065円へ、45円アップ
という要件で申請されました。なお、11月1日以降は、時給1085円となります。

■ミニローリー導入による“リアルな改善効果”

今回導入したミニローリーは、以下の課題を解決します。

  • 配送効率の向上

  • 給油作業の安全性アップ

  • 従業員の負担軽減

特に人手不足の現場では、一つの設備投資が現場の負担を劇的に変えることがあります。

今回の助成金は、その「きっかけ」を掴むために非常に有効でした。


■ガソリンスタンド業界こそ“設備投資×助成金”が必須

人件費、光熱費、仕入れ価格の高騰…。
どのガソリンスタンドも、コストの波にさらされています。

そんな中、
「業務改善助成金」はガソリンスタンドとの相性が抜群です。

  • 配送車両

  • 計量機

  • POSレジ

  • 洗車設備

  • 省力化のための機械

  • 事務効率化のためのシステム

これらはすべて対象となり得ます。

ただし、賃金引き上げの設計が最重要ポイント
ここを間違えると不交付になります。

■今回はなぜスムーズに交付まで進んだのか?

理由はシンプル。

「賃金引き上げ」「設備投資」「計画」を一体で設計したからです。

助成金は“紙の手続き”ではなく、“経営判断”です。
現場の課題 → 賃金 → 投資効果 → 計画
これが一本通ったときに、初めて助成金が会社の成長力に変わります。

■最後に:社長、今は“攻めの一手”が求められています

今回のように、
119万円の設備投資が実質約30万円の負担で導入できることは大きな強みです。

ガソリンスタンド業界は、人手不足・設備老朽化・競争激化という波の中にあります。

だからこそ、
助成金を使った設備投資=「生き残る企業の共通点」
と言っても過言ではありません。

もし、
「ウチでもできるのか?」
「最低賃金をどう上げるべきか?」
「何を設備投資すればいいのか?」
こういった疑問があれば、お気軽にご相談ください。

社長の“決断”が、会社の未来を大きく変えます。

業務改善助成金に関する問い合わせはコチラから。

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