2023/7/2

(人事評価)給与アップしてくださいと要求されてしまった

 

社長 
社員Aさんより給与アップの要望がありました。アドバイスお願いいたします。」

今年度昇給したばかりなのになぜだろうと聞いてみると次の理由からです。

1.Aさんの家庭の事情で生活費がかかるのでアップしてほしい
2.給与明細を見せ合い、Bさんと同じ仕事なのに私のほうが給与が低いのは納得いかない
 今の画像(表示されないときは再読込または更新をクリックして下さい!)
10年前にBさんから「子供の学費がかかるから給与アップしてほしい」という相談があり、役職に就いてもらい、給与アップしたそうです。

役職は名ばかりで仕事の役割は変わっていません。

内緒にしておいてくださいと釘を刺したのに、暴露されるとは不義理なことだと憤っていました。

気持ちはわかりますが、給与は「その場かぎりで対応する」ことはNGです。

いずれ何かのかたちで「問題」として、社長にかえってきます。

今のまま、都度対応していてはまずいので、将来を見据えて給与制度を見直してはいかがでしょう?

1.給与アップ

給与アップに関しては、公正な評価と透明性が重要です。

社員の貢献度や能力、市場の相場などを考慮して、公正な基準(評価シート)に基づいて評価を行うことが重要です。

また、会社の予算や業績に合わせて給与アップの可否や幅を検討する必要があります。

労働市場のトレンドや競合他社の給与水準を参考に、相場に合った範囲内で給与アップを検討していきます。

2.コミュニケーション

給与アップに関しては、透明性とコミュニケーションが大切です。

社員に対して、評価結果や給与制度について、面談を通して明確に伝えることで、不満や疑問を解消することができます。

さらに、社員とのコミュニケーションを通じて、「来期、ここをクリア出来たら評価は上がるよ」と伝えて課題を明確にすることで仕事へのモチベーションを持続させていきます。

はじめての人事評価制度づくりも安心、最短2ヶ月で完成するオリジナル人事評価制度はこちら

「坪島経営労務事務所は、地域一番の社労士事務所を目指しています!社長の悩みや困りごとを解決したいという想いで活動しています。」 
 
トップページ 
 
「メルマガ 助成金のツボ」 月1回程度、 当事務所オススメの助成金情報 をご案内しています。 ご希望の方は、会社名またはお名前、アドレス をご入力ください。  
                      
e-mailアドレス: 
会社名・お名前: