2023/7/30

(人事評価)人事評価シートの作り方

人事評価シートの作り方について解説します。
 

STEP1.

まず、会社の「役割等級制度」を設計します。

会社に最適な等級数を決定して、各等級別に所属する社員に求める仕事の役割や責任を定義していきます。

役割等級制度は、組織の透明性を高め、社員の成果や貢献度を評価し、給与や昇進の基準を設定するために使用されます。

また、昇格や降格の決定に関するルールを決定します。



STEP2.

STEP1.で作成した役割等級制度の定義に基づいて評価シートを作成します。

たとえば、一般職(1等級)の役割定義が、「定型業務を指示されたとおりにできる」という主旨であれば、評価項目に問題解決や自律性の項目を定めることは、等級定義に矛盾します。

役割等級制度で「指示とおりにできる」という定義なのに、問題解決が人事評価シートに入っていると、等級定義が形骸化されます。

役割責任が機能しないことになります。

整合性を取るために「規律性」などの項目を追加していきます。

評価シートは管理者クラスの社員を巻き込んで作成していきます。

人事評価制を受け入れてもらうには、巻き込むことが近道です。

職種職位ごとに職務評価(各職種に必要な専門職務)と行動評価(各階層に必要な行動要件)の評価項目を選択して評価着眼点を編集することで評価シートを設計します。

また、評価スケジュールや評価ランクの設定、評価者、評価面談などの評価ルールを決定します。

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