社長
「社員に責任者をやるように伝えたのですが、やるつもりはないと拒否されました。
あと、新規事業が赤字で、自分の昇給に影響が出るのは納得がいかないとも言われました。
どうしたものでしょうか?」
社労士
「最近、管理職になることを拒否するケースが増えています。
新規事業は、立ち上げて軌道に乗るまで時間はかかりますよね。」
●なぜ、昇進拒否されるのか?
家庭の事情で拒否するケースや昇進に伴い転勤があれば拒否するケースもあります。
何が問題なのか本人に確認してみる必要があります。
ワークライフバランスを重視する社員が増えています。
望まない転勤廃止で新卒の応募が10倍になった保険会社のケースもあります。
あと、管理職になると責任だけ増えて、残業代が不支給になるという理由で拒否するケースもあります。
●なぜ、新規事業をするのか?
既存の事業では、市場の動向などの「影響」により、少しずつ売上が落ちています。
未来(5年先)の売上を作るために、新事業を立ち上げて運営しているのですが、社員には理解されません。
社員は経営に無関心なので、社長がメッセージを発信する必要があります。
「会社の経営が〇〇という状況だから、今から新規事業を立ち上げるなどいちいち説明するのは面倒くさい」と社長はおっしゃっていました。
●経営×給料制度
1.評価シートの情意考課において、「チャレンジ」を追加する
2.新規事業の収益は、当面、人事評価査定には反映させない
3.給与と役割・責任を紐づける
責任者に就くことで、基本給が連動して数万円(残業代以上に増額)上がる仕組みは最低限必要です。
所長コメント
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「坪島経営労務事務所は、地域一番(東広島)の社労士事務所を目指しています!社長の悩みや困りごとを解決したいという想いで活動しています。」
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