【助成金】改正でキャリアアップ助成金が貰えなくなる？

社労士「雇用関係助成金で有名なキャリアアップ助成金ですが、10月に大きく改正されます。この改正が原因で、もらえない企業も増えていくのではないかと思います。」

社長「もらえなくなる？どのように制度が変わるんですか？」

社労士「主に5つ改正のポイントがあります。ここで分かりやすくまとめます」

キャリアアップ助成金の5つの改正



1.正社員の定義化

これまで正社員について定義されていませんでしたが、10月からは定義化されます。

正社員とは、少なくとも①または②のいずれかを満たすこと

①昇給有かつ賞与支給有

②昇給有かつ退職金有


2.非正規社員（パート、契約社員）と正社員の相違

基本給やそのほかの項目（昇給、賞与、退職金など）で正社員の賃金条件と1つ以上違うこと



3.正社員の試用期間について

正社員転換後に試用期間が適用されている場合は、その期間は正社員と見なさない

4.非正規社員の就業規則の適用

非正規社員の就業規則が、正社員に転換される前の6か月間に適用されていること


5.非正規社員の就業規則について

非正規社員の就業規則に、具体的に契約期間の定めがあること

社労士「今回の改正で、キャリアアップ助成金の難易度がぐっと高くなり、もらえない企業が増えてきそうです」

今回の改正で専門家の社労士でも、対応できる人とそうでない人で差が出てくるかもしれません。

詳細を知りたい方はこちらからお問い合わせください。