令和4年度からキャリアアップ助成金が変わります。
今回の4月の改正は注意しないと、書類を出しても不支給になる確率が高くなります。
●なぜ？
キャリアアップ助成金 正社員化コース
【変更前】
労働条件通知書（雇用契約書）で契約期間の定めがあれば、就業規則に少々不備があっても書類審査をパスしていた
【変更後】
今後就業規則を整備していない場合は不支給となる可能性があります
●注意するポイントはどこなのか？
1.正社員就業規則（賃金規定）
・正社員の定義の昇給かつ「賞与または退職金制度」が適用されていること
2.契約社員、パート社員の就業規則
・有期雇用や無期雇用の定義が定められていること
・賃金の額または計算方法が正社員と異なること
上記の項目をクリアしていないと、支給申請書を提出しても不支給となる可能性があります。
●これまで
キャリアアップ助成金を自社申請している企業さんの書類を引き継いで、チェックしたことがありますが
「よくこれまでこの就業規則（内容）で、助成金審査をパスしたな」
と驚いたことがあります。
労働条件通知書と就業規則の整合性がとれていませんでした。今後だと審査をパスできないでしょう。
所長コメント
令和4年10月1日以降に正社員転換させたケースから適用されます。
逆算すると令和4年4月1日から契約社員、パート社員の就業規則を整備することが必要です。
正社員、契約社員、パート社員用の就業規則作成をご希望の方は
こちらにご相談ください。
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