2019/8/11

なぜ、助成金は活用されないのか？

盆休みに入ってのんびりしたいところですが、10月歯科医師会さんより講師依頼があったので、今ちょうどセミナーパワーポイント資料と周知用の資料を作成しているところです。

さて、先週は犬小屋（防音）とソフトウエア（カスタマイズ）が助成金審査にパスして、その段取りに追われていました。あと9月支給申請用のキャリアアップ申請書の書類作成（数社分）と助成金業務目白押しです。

ただ、助成金はあまり活用されていないのが現実です。

先日、助成金を活用していない経営者の方にお会いした時に理由を尋ねました。

「助成金のことをそもそも考えたことも無かった。わが社でも貰えるものなんだ。」

助成金は特別な会社が貰えるもの（例えば、大企業や特定の業種）という”思い込み ”が助成金が活用されない理由です。

実際、今回助成金をパスした企業も従業員数は2～5名程度です。業種も自動車販売業、ペットホテルなどさまざまで業種で助成金の受給可否が決まるわけではありません。

実は、そうではないということを10月のセミナーではお伝えしたいと思います。

あと、助成金活用されにくい理由として社労士が影響しています。

100社に対して社労士の関与率は約30％（税理士90％以上）です。その中でも助成金を積極提案する社労士が5～10％ぐらいなので…

100社×30％＝30社　30社×5～10％＝1.5社～3社　

つまり100社中1.5社～3社程度しか助成金を活用していないということになります。

このような現状が「助成金のことをそもそも考えたことも無かった。わが社でも貰えるものなんだ。」という状況につながっているのかもしれませんね。

「坪島経営労務事務所は、助成金で地域一番の社労士事務所を目指しています！
助成金を知らずに損をする会社を少しでも減らしたいという想いで活動しています。」
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