2019/6/1

助成金は利益と同じ!!


先週、新規取引先企業でどの助成金をもらえる可能性があるのか診断しました。
診断の前に助成金のイメージを尋ねると次の回答がありました。
 
「助成金は、会社から見ると利益と同じでしょ!」

たしかにそのとおりです。詳しくお話を伺うと以前助成金を受給したことがあるようです。
(助成金は会社の口座に振り込まれます)

助成金が会社の利益と同じ理由は次のとおりです。

◆理由

仮に営業利益率2%の会社が57万円(キャリアアップ助成金正社員化コース)の助成金を受給したら…

57万円の助成金は、2,850万円の売上に相当します。

どういうことかというと、営業利益(≒助成金)÷営業利益率=売上高なので 57万円÷2%=2,850万円です。
 
いくら売上が高くても、そこから人件費や地代家賃(販管費)などが引かれて残ったのが利益です。 

◆事例

例えば、売上10億円(従業員数100名) 、営業利益500万円の事業の場合、営業利益率は0.5%です。
 
売上が高くても、原価や販管費が高いと利益も少なくなります。

この会社が57万円の助成金を受給すると、1億1400万円の売上に相当します。

このように助成金は営業利益が低い会社ほど売上相当額が高くなります。

◆最後に

当社で助成金コンサルティングしている会社の中には、100万円以上の助成金を受給している会社もあります。その会社にとっての助成金は、億単位の売上に相当しているということです。 
      
「坪島経営労務事務所は、助成金で地域一番の社労士事務所を目指しています!
助成金を知らずに損をする会社を少しでも減らしたいという想いで活動しています。」  
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