2026/9/13

社長、それAIに任せきりで大丈夫?

「自社の残業時間をAIでチェックしています。AIに何度も壁打ちすると、だんだん精度が上がってきて便利ですね!」

顧問先の役員さんから、こんな話を聞きました。

「たしかに、AIは便利ですよね。」

そう答えながら、少し気になったので確認してみました。

すると――

「月60時間を超えた残業の割増率が、125%のままになっていますよ。」


実は、時間外労働が月60時間を超えた部分については、原則として50%以上の割増率が必要です。

AIは、もっともらしい答えを返してくれます。

だからこそ、怖い。

「AIが言っているから正しい」

「何度も壁打ちしたから大丈夫」

ではありません。

AIは、仕事を効率化するための非常に強力な道具です。

しかし、法律・給与・労務のように間違えると会社に損害が出る分野では、最後は人間によるチェックが必要です。


これからの会社経営では、

「AIを使うか、使わないか」ではなく、

「AIの答えを誰が、どうチェックするか」

が重要になってくると思います。

AIは「答えを出す人」ではなく、「優秀な新人社員」くらいに考える。

そして、最後の判断は経営者と専門家が行う。

これが、AI時代の賢い付き合い方ではないでしょうか。

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