2021/3/6

なぜ、人を採用できないのか?


先週は、雇用調整助成金、キャリアアップ助成金の申請手続きが完了しました。あと、インターバル助成コースの支給決定がありました。こちらは従業員さんに昇給を実施して助成金の上限100万円を超える条件で申請しました、書類審査中に労働局より何度か問い合わせがあり、わりと苦労しましたが受給出来て何よりです。

さて、コロナ過の今求人募集をしてもなかなか人が集まらないという相談がありました。求人の案件はいくつもあるのに、肝心の人が集まらないと人材派遣会社の方もおっしゃっていました。今、コロナ過であっても、選ぶ時代から選ばれる時代に変わっているということですね。

ただ、逆に人が集まっている事例もあります。
規模は10人程度で設立して間が無い会社ですが、非常に確保が難しい専門職の方が次々と集まっています。(1年間に8人も入社しています)

人材が集まるポイントは2つあります。

1.会社の有給休暇が多い
具体的には入社時にいきなり20日付与して、さらに6か月後には20日付与しています。新入社員は、入社から自由に有給休暇を利用できる仕組みです。年間休日は105日で他の会社と変わりません。法律の基準を大きく上回る有給休暇の多さが魅力になっています。

2.毎月の給与は、基本給以外に歩合給があります。
会社が求める成果が明確になっています。何をどのように頑張れば給与が増えるのか明確になっています。労働時間以外の明確な成果指標があります。

この2点から分かることは

バリバリ働いて稼ぎたい場合は、歩合給なので成果を出すために勤務日数を増やし、有給休暇をあまり使わない働き方になります。収入は増えますが、休日は減ります。

仕事よりもプライベートを充実させたり、家庭優先で働きたい方は、出勤日数は減らし、有給休暇を多く取得する働き方になります。収入は減りますが、休日は増えます。

つまり、自分のライフスタイルにあった働き方が選択できるという点が求人応募やスタッフからの紹介に繋がっています。
 
魅力的な職場に変えるために助成金は有効で、法律で定められた有給休暇以外に、病気休暇やボランティア休暇を導入すると対象となる助成金(詳細はこちら)あるので、採用を見据えて助成金に取り組んではいかがでしょうか?
 
 「坪島経営労務事務所は、助成金で地域一番(東広島)の社労士事務所を目指しています!助成金を知らbない会社(広島)を少しでも減らしたいという想いで活動しています。」  
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