2023/7/9

(人事評価)仕事量が増えたのに給料が変わらないのはなぜですか?

"仕事量が増えたのに給料が変わらないのはなぜですか?"
"この仕事はわたしの仕事ではありません“
"新人とたいして給料が変わらないのは納得いかない“

捨てセリフを吐いて職場で暴れたそうです。
これまで、社長の熱い思いで経営してきましたが、今の時代はもう思いだけでは通用しなくなってきています。

このまま放置しておいたら、周りの社員のやる気に悪い影響をあたえます。

そこで「役割等級制度」を導入してはいかがでしょう?

役割等級制度 

仕事の役割や責任に応じて給与が決まる仕組みです。

この制度では、従業員の役割や責任に基づいて役割等級が与えられます。

役割等級制度は、組織の透明性を高め、社員の成果や貢献度を評価し、給与や昇進の基準を設定するために使用されます。

役割等級制度の主な目的

  1. 評価と報酬の公平性: 役割等級制度は、従業員の役割や責任に応じた公正な評価と給与を提供します。同じ役割等級に属する従業員は、類似の責任と期待に基づいて同様の待遇を受けることが期待されます。

  2. 昇進の基準: 役割等級制度は、昇進の基準を明確化します。役割等級は、社員が責任を果たし、成果を上げ、スキルや経験を積んでいることを示す重要な要素です。組織は、役割等級制度を使用して、昇進の候補者を選択するための客観的な基準を設定します。

  3. キャリア開発の支援: 役割等級制度は、従業員のキャリア開発をサポートするための指針を提供します。従業員は、現在の役割等級と将来の目標とのギャップを理解し、必要なスキルや経験を獲得するための計画を立てることができます。

役割の重要性、責任と権限、スキルと経験などの要素が考慮されます。役割等級は階層的に設定され、一般的には数字やアルファベットで表される記号で示されます(例:レベル1、レベル2、1等級、2等級など)

例えば、上級職に求める役割として次のような指標があります。

部署の数値目標(経常利益)の達成…売上向上、経費削減

組織強化…強い組織を作るための次期管理職候補の育成、離職率低下

役割や責任に応じて、給与が決まる仕組みなので、「仕事量<仕事の質」が求められることを役割等級制度を使って説明することが可能です。 

そして、各階層別に求める役割責任を基準として「人事評価シート」を作成します。

はじめての人事評価制度づくりも安心、最短2ヶ月で完成するオリジナル人事評価制度はこちら

「坪島経営労務事務所は、地域一番の社労士事務所を目指しています!社長の悩みや困りごとを解決したいという想いで活動しています。」 
 
トップページ 
 
「メルマガ 助成金のツボ」 月1回程度、 当事務所オススメの助成金情報 をご案内しています。 ご希望の方は、会社名またはお名前、アドレス をご入力ください。  
                      
e-mailアドレス: 
会社名・お名前: