職場の定着率が良くなる制度導入(歯周病検診など)行ったときの助成金
◆人材確保等支援助成金
1.どのような助成金?    
職場の定着率が良くなるような雇用改善に取り組み、新たな制度を導入するときなど受給できます。 例えば、法定の健康診断に追加して歯周病の検診を実施したり、10時間以上の研修を実施するともらえる可能性があります。 


2.受給できる助成金の受給額は? 
・評価処遇制度          
・研修制度(OFFJT1人10時間以上) 
・健康づくり制度(法定の健康診断に加え歯周病検診を実施)
・メンター制度
上記の中からいずれか1つを実施すること
         
1年経過後の離職率が低ければ、57万~72万円支給されます。
 
※評価処遇制度 新たに以下の手当を導入すること‥ 通勤手当、住宅手当、転居手当、家族手当、単身赴任手当、役職手当、資格手当、地域手当、出張手当  

目標達成(ご褒美)       57万円~★72万円 ★生産要件クリア 目標…低下させる離職率 
 被保険者数
 1~9人
10~29 
30~99 
 100~299
 300以上
 低下させる離職率 
  15% 
 10%
 7%
 5%
 3%
 
3.どのような会社におすすめ? 
社員の福利厚生の充実を図り、定着率アップを目指す会社におすすめする助成金です。例えば、従来の健康診断に加えて歯周病検診を実施します。1年経過後の離職率が低ければ、57万~72万円支給となります。また、正社員1人でも申請可能なので個人事業主にもおすすめで、対象者が3親等内の親族であってもOKです。なお、計画提出から解雇があった場合(算定期間時の被保険者数の6%以下であること(また小規模事業は3人以下)注意が必要です。
 
4.受給する為の要件は?
・雇用保険に加入していること
・あらかじめ計画を作成し、労働局の認定を受けること
・認定計画期間に雇用管理改善になる制度の導入を実施すること
・雇用管理改善になる制度の導入による効果があったこと
・歯周病検診の場合、定期健康診断を実施しており、費用を全額企業が負担していること