2018/10/14
助成金

契約しているのに知らないなんて（怒）
先週は、ある方にお客さんを紹介していただきました。派遣許可手続きができる社労士を探しているということで社長さんと打ち合わせしてきました。 ヒアリングしていく中で、「社員採用や社外教育訓練のケースは助成金を活用できますよ」とお伝えしました。すると

「今まで30年以上社労士と顧問契約してきたのにそんな提案は一度も受けたことが無いし、うちでは助成金は難しいと聞いているがっ（怒）」
 



突然、ものすごい形相になってかなり興奮されていました。　社長が少し落ち着くのを待ってから、緊張を解くようにゆっくりと伝えました。
 
「助成金の専門家は社労士と言われていますが、実はほとんどの社労士は助成金をやらないんですよ。やるのは社労士全体の5％ぐらいです。助成金は非常に手間がかかるし、生産性要件もあって会計の知識も必要なんです。それに顧問の先生も、本業が忙しくそれどころじゃないとか事情がいろいろお有りなんじゃないでしょうか？」
 
そもそも、派遣依頼も顧問の社労士に断られて、知人経由で私に相談があったようです。
その後、何百万、何千万も損したんじゃないだろうかとおっしゃっていましたが、なだめた後、派遣許可手続きが完了後に次の助成金活用を提案しています。

1.正社員化コース(パートや契約社員を正社員化）　詳しくはこちら
2.正社員の教育訓練　詳しくはこちら
3.正社員の教育訓練休暇　（3年間で5日付与）

人材派遣会社の場合、スタッフの採用が常にあるので、正社員化コース、教育訓練は1回限りでなく、毎年繰り返し助成金の申請ができますね。

「坪島経営労務事務所は、助成金で地域一番の社労士事務所を目指しています！助成金を知らずに損をする会社を少しでも減らしたいという想いで活動しています。」   トップページ