厳格化する助成金

今週ある社長さん（広島市内）と助成金について打ち合わせし
てきました。

ヒアリングしていく中で主に次の助成金を進めていくことになり
ました。

1.正社員化コース(パートや契約社員を正社員化）
2.健康診断制度コース（パートに定期健康診断を延べ4人以上実施する）
3.正社員歯周病検診（正社員等に定期健康診断とは別に歯周病検診を受診）
 
設備投資に関する助成金は、設備導入を検討中とのことなので現段階
では保留ですね。申請期限があるのでそれまでに返事をもらう必要
があります。
社長はいろいろと助成金を熱心に勉強されており、その期待に応えてい
こうと思います。 
 
 
また、パート（有期）から正社員に転換するキャリアアップ助成金
（正社員化 コース）ですが助成金申請時に気をつけないといけな
い点が2つあります。
 
求人募集広告に正社員募集だけ掲載の場合です。正社員募集だけ
なのに有期契約で雇用契約を結んでいると助成金目的で有期契約
社員で雇用していると捉えられる可能性があります。

対策としては有期契約の募集も掲載しておくことです。

続いて、正社員等に転換するときに面接試験等を実施する必要が
あるのですが、その記録を残しておかないといけません。
 
 
これまでは特に指摘は無かったのですが、今年度より正社員化する
ときの書面をきちんと残しておく必要があります。

対策として、面談評価シートで採点し、合格・不合格を記録していきます。
うちのクライアントさんには、面談評価シートをお配りしています。

労務管理は、書類の積み重ねが全てといって過言ではありません。
 
今の世の中の流れとしてエビデンスが無いものには、お金を出さないという
傾向を助成金申請においても強く感じますね。
 
「坪島経営労務事務所は、助成金で地域一番の社労士事務所を目指しています！」 
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